道路気象観測システム ROAD METEOROLOGICAL DATA ACQUISITION SYSTEMS

概要

道路気象観測システム

道路の安全運行上、気象との関わりは大変重要です。
例えば、集中豪雨はガケ崩れや道路の崩壊を起し、強風は安全走行を阻害します。
また、気温の低い場合は路面水分との相関により路面凍結の状態となりスリップ事故の原因となります。
その他霧の発生、積雪深なども道路の安全運転管理上大切な気象要因です。
道路気象観測装置は、道路保全と安全運行管理のために役立っています。

特長

  • 路面凍結の検知および予報のためのデータを提供します。
  • 降雪データ、積雪データを提供します。
  • 降雨データを提供します。
  • 風力データを提供します。
  • 霧および視程データを提供します。
道路気象観測システム

気象現象と自動車交通障害

要素 気温
気象現象 寒冷、酷暑、異常気温 豪雨、長雨、暴風雨 積雪、豪雪、暴風雨 暴風、突風、局所風 視程、煙霧
障害 道路 凍結、凍上、路面軟化 冠水、水害、がけ崩れ 積雪、凍結、雪崩 横風、地物飛散 局所湿潤、展望不良
走行 スリップ、パンク スリップ、運行障害 スリップ、運行障害 横風、運行困難 スリップ、視程障害

システム構成

システム構成

道路気象観測システム システム構成

道路気象観測システム システム構成